【もちまる】宇宙の神秘☆宇宙は“一瞬の波”だった?【フィクション】

考えたこと

宇宙はどのように始まったのか——。
「宇宙が生まれる前は何があったの?」「宇宙の外側ってあるの?」「宇宙は有限なの?無限なの?」
こうした疑問は昔から多くの人が抱いているものですが、いまだに決定的な答えはありません。

今回は、私が個人的に想像している“宇宙の成り立ち” を、フィクションとしてお話しします。
科学的な証拠がある話ではなく、あくまで私の世界観です。気軽に読んでいただければ幸いです。

宇宙の根底には“よどんだ空間”が広がっている

私の考える世界では、すべての根底に
正体不明の物質とエネルギーがよどむ、無限の空間
が存在しています。

このよどんだ空間では密度も圧力も一定ではなく、
常に不安定で、濃い場所もあれば薄い場所もあります。

私たちが「ダークマター」や「ダークエネルギー」と呼んでいるものは、
実はこの“よどみ”を構成する成分なのだと考えています。

偶然の「過密」が宇宙の誕生を引き起こす

よどんだ空間の一部が、偶然にも極端に高密度になる瞬間 があります。

するとその部分は急激に温度が上昇し、
莫大なエネルギーが水面の波紋のように周囲へ広がっていく

この瞬間こそ、ひとつの宇宙が誕生するきっかけだと私は想像しています。
宇宙とは、大きなよどみの中にできた一時的な“波”のようなものなのです。

ダークマターが分解され、素粒子が生まれる

生まれたての宇宙は超高温状態となり、
よどみを構成していたダークマターは、さらに細かく分解されます。

やがて温度が下がっていくにつれて、それらは素粒子として再構成されていく。

この過程の偶然の積み重ねによって、
・素粒子の種類
・物理法則
・物質のふるまい
といった“今の宇宙の仕組み”が決まったのではないかと考えています。

つまり、私たちの物理法則は「この宇宙が冷えていく途中の“たまたまの結果”」なのです。

宇宙の95%が“ダーク”なのは当然のこと

現在の宇宙の構成比はよく知られています。

  • 可視物質(私たちが認識できる物質):約5%
  • ダークマター:27%
  • ダークエネルギー:68%

なぜ物質が5%しかないのか?
私の世界観では、その答えはシンプルです。

宇宙そのものが“よどみ”の中の波だから。

もともとダーク成分が主役なのは当然ですし、
むしろ“物質が生まれたこと”のほうが奇跡的な現象なのかもしれません。

宇宙は無数に生まれ、無数に消えていく

よどんだ空間は無限に広がっています。
ということは——。

宇宙(波)は無数に生まれ、無数に消えている。

法則がまったく違う宇宙、
物質そのものが存在しない宇宙、
時間の概念が異なる宇宙。

そんな宇宙が、ただ淡々と生まれては薄れ、
また新しい波が生まれ……を繰り返している。

私たちの宇宙も例外ではなく、
十分に拡大して薄まれば、やがてよどみに戻るのかもしれません。
あるいは別の宇宙と干渉し、新たな法則が生まれることもあるのかもしれません。

おわりに:これは私の“世界観”の一つ

以上が、私が想像する“宇宙の始まり”の物語です。
科学的に正しいというわけではなく、あくまで フィクションとしての世界観 です。

誰にも答えがわからないからこそ、
こうした想像を楽しむ自由があるのだと思います。

あなたは宇宙の始まりをどう想像しますか?

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