日の丸の本当の意味

日本が日本であるために

日の丸は日本の国旗にも使われており長い歴史があります。
にもかかわらず多くの日本人は日の丸の本当の意味を知りません。
自国の国旗であるにも関わらず教わっていないから意味を知らないわけです。
知らなければ誇りに思うことも愛することも出来ません。
実に悲しいことです。

ということで今回は「日の丸の本当の意味」について書いていきます。

日の丸の本当の意味

日の丸が表す本当の意味とは
「日本人の魂、日本の国そのもの」
ということです。

日本神話では「産霊(むすひ)」という言葉があります。
産霊とは「結びつきにより万物が生み出される」と解釈されます。

古来より「ひ」とは「霊」と表し、霊は魂のことです。
魂は人の本体と考えられ肉体は単なる魂の器とされています。
魂の形は丸とされており、霊(ひ)の丸と呼びます。
古事記の時代には霊(ひ)は日(ひ)と表現されるようになります。
つまり、日の丸とは日本人としての魂を意味すると考えられます。

日本人としての魂とは何か?

古事記では、最初の神様は「天之御中主神(あめのみなかのぬしのかみ)」とされています。
天之御中主神存在の全て(世界)を体内に保存して
何もない時空間を四角に切り取った空間の真ん中に登場したとされています。

存在の全て=世界、つまりこれは日本を意味します。
そして天之御中主神は女神でありその体内に保存された世界とは胎児を意味します。
つまり世界(日本)とは神様の中にある赤ちゃんであると解釈できます。
赤ちゃんのことを古い言葉で「赤子」といいます。
日の丸の丸が赤い理由はここにあります。

このことから分かるように日本の国旗である日章旗(日の丸)とは
四角に切り取った空間の真ん中に登場した神様(世界=神のお腹の中の赤ちゃん)
を表したものです。

神様のお腹の中の赤ちゃん(日本)の細胞1つ1つが私たち1人1人(国民)を表します。
細胞は1つ1つは独立しているが密接に結びついて
赤ちゃん(日本)はどんどん成長していきます。
しかし、1つの細胞が欲を書いて回りの細胞から栄養分を奪ってしまうとどうなるでしょうか。
こういった細胞のことをがん細胞といいます。

赤ちゃんの中にがん細胞がたくさんあると赤ちゃんは死んでしまいます。
つまり国民一人一人が欲をかき自分のためだけに動くことで
日本という国が死んでしまうことに繋がります。

今の日本を見ると一体どれだけのがん細胞に侵されているのでしょうか。

国を愛し守るということは、
・自分が所属する組織を愛し守ること
・自分が住む地域を愛し守ること
・自分の居場所である家族を愛し守ること
・未来の希望である子供たちを愛し守ること

と同意です。
これが愛国心の意味するところです。

愛国心をもって国のために働くとは国の奴隷になる事ではありません。
自分の居場所、家族、子供たちを守るためです。
目的が違います。

一人一人の力は小さいですが、
一人一人が国のために自分の出来ることを精一杯やる。
これが国に貢献するということであり
日本人としての誇りをもつということです。

日の丸を掲げるということは
国の一員,代表であることを自覚し誇りをもって行動するということです。

日本人の魂とは国を愛し守る心なのではないでしょうか。

日の丸の歴史は意外に古い

日の丸のは1000年を超える長い歴史があり意外に古いです。

古くは遣隋使の時代(600年頃)
中国に出向いた際、日本の船であることを証明するために使われました。
遣唐使の時も同じです。

現存する最古の日の丸は武田の日章旗として知られています。
第70代天皇である後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)が
源頼義(みなもとのよりよし)に下賜されました。
その後、武田家に伝わり武田家の家宝となり
武田家滅亡時に雲峰寺(うんぽうじ)に託され
現在では寺宝として雲峰寺(山梨県甲州市)の宝物殿で見ることが出来ます。

織田信長と武田信玄の戦いの時も両陣営ともに背中に日の丸を掲げていました。
我こそが日本の代表であるという意思表示のためです。

運動会や式典等のイベントでも文化として日の丸を掲げています。

オリンピックや世界大会に日本として出場する時は日の丸を背負います。
どの国の人も自分の国を背負っています。

多くの日本人はこの歴史と日の丸を掲げる意味を理解していません。
子供の頃より教わっていないからです。

日の丸に限ったことではないですが
今を生きる日本人として回りを見渡すと
意味も知らずに形だけが残っているものがほとんどです。

そこを見直して知るだけでも意識が変わるのではないでしょうか。

日本の文化は結びの文化

日本の文化とは結びの文化です。

結びのルーツは前述した産霊(むすひ)にあります。
結びつきにより万物が生み出される」の字の通り
結びご縁や心をつなぐ意味で特に重要視しています。

日本文化ではこの結びに関連するものがたくさんあります。

例えばしめ縄です。
想いを込めて幾重にも結び、不純なものが入るのを防ぐ結界として
神社に飾られています。
最近ではほとんど見なくなりましたが、
昔は家の玄関や車のフロント、子供の自転車にまでつけられていました。

また神社でおみくじを引き結ぶだったり、縁結びだったりは今でもありますよね?

結婚式や祝い事の際にご祝儀封筒に水引を結んだりもします。
これも人と人とを結びつけるという意味が込められています。

男女が結婚した際も無事結ばれたと表現します。
男女が結ばれできた子供のことを
息子(むすこ)、娘(むすめ)と呼ぶのもこのためです。

古来日本では万物に神が宿ると考えられ、
すべての結びに神の心が宿っていると考えられてきました。

日本人は古来より
人と人とのつながりを大事に
すべてのものに感謝して
調和を望む民族ということが分かります。

自分が!自分だけが!!我先に!!!ではなく
人のため、仲間のため、みんなのため、それが巡り巡って自分のため
それが思想の根幹にある。
これが日本の文化であり本来の日本人のあるべき姿といえるわけです。

外国人が尊敬するのは日本の文化

よく日本に来た外国人が日本をすごいと言います。
海外に行っても日本人であることに対して尊敬してくれたりもします。

しかし、勘違いしてはいけません。

外国人は私たち日本人を
日本に住んでいるから、日本の国籍をもっているから
そんな理由で尊敬してくれるわけではありません。

日本の文化が素晴らしく
日本人は皆、日本の文化を小さい頃から学び
理解し重んじていると思っているから
尊敬してくれるし、すごいと言ってくれます。

ただ日本国籍を持っていて日本に住んでいるだけでは
尊敬されるはずもありません。
安いメッキはいずれ剥がれます。
もう剥がれ落ちているかもしれません。
それは即ち日本や日本人の世界からの信用が年々落ちていることを意味します。
つまり本来日本がもつ国力が恐ろしい勢いで衰退していることを意味します。

日本が再び上昇するためには
日本人一人一人が日本の文化を理解し、
日本人としての魂を取り戻す必要があります。

日本人としての魂を取り戻すことで
再び日本は上昇に転じ
世界を感動させる存在になるはずです。

世界を感動させることができれば
その魂の結びは世界中に広がり世界に大調和をもたらすことも
夢物語ではなくなるかもしれません。

参政党の目指す大調和とはまさにこのことではないのでしょうか。

日本人がもう一度日本を取り戻すために
一人一人が日の丸の意味を学び理解して
日本人としての魂を取り戻し世界を感動させる。

愛国心の意味をはき違えず国のために働く心を取り戻す必要があります。

参政党に期待すること

日本の国会議員、地方議員を問わず議員の方々は税金を貰って議員活動をしています。
本来は議員全員が日本人としての魂をもち
国のために政治活動をすべきですが
現状見てみると実行力がある与党の自民党や公明党、
その他野党のどの政党を見ても
党として日本人としての魂をもった所が見受けられません。

参政党に期待することは党員一人一人が日の丸の意味を理解し
日本人としての魂をもって活動すること。
そしてその連鎖を他党議員や日本中に広げること。
広げるといっても強制しては意味がありません。

さまざまな妨害活動に屈せず日本人としての魂を
行動、姿勢をもって示すこと。

それが日本人としての魂を取り戻す人が増えることの助けになります。

参政党の存在意義を見失わず
国民の道標になってもらいたいです。

すごく上から目線的な文書になってしまいましたが
これが私の思いです。

参考文金:
日本の国旗が日の丸である本当の理由(小名木善行)youtube
日本語定義集
小野照崎神社HP
「日本最古の日の丸!」武田家の家宝である『日の丸の御旗』(日本秘境探訪)

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