新型コロナワクチンの安全性と有効性

食と健康

2020年より今日まで新型コロナやワクチンについて様々な情報であふれています。

政府やメディアは執拗にワクチン接種ゴリ押しを推し進め、
賛成以外の意見は陰謀論と決めつけ極度な情報統制を進めています。
SNS上でも賛否どちらも極端すぎる発言の応酬で分断が起きており
カオスな状況です。

この記事では、
理論とデータから読み解いた新型コロナワクチンの安全性と有効性を
出来るだけ分かり易く書いていきます。

新型コロナワクチンはハイリスク・ローリターン

はじめに結論から言うと、
新型コロナワクチンは、超ハイリスク・ローリターンです。
打ちたい人は、自己負担で打てば良いと思いますが、
ワクチンを集団接種させたり、政府が推奨したりして良いものではありません。

なぜそんな事が言えるのか?
それをこれから深堀していきます。

新型コロナワクチンの有効性

新型コロナワクチンはローリターンであるとお話ししました。
現在においては、ほぼ効果がありません。
ワクチンは2回接種で最初期型である武漢型の毒性を中和する抗体ができるため有効性が高いです。
しかし、武漢型はすでに過去のものとなっているため意味がありません
オミクロン対応ワクチンで作られた抗体は
オミクロン型の毒性を中和しにくいので有効性はさほど高くありません
今秋から接種を開始するXBB1.5対応ワクチンは
XBB型の毒性をほとんど中和しないため有効性はほぼありません

日本政府はマウスのデータ”だけ”をみて接種を承認しています。
実際、人間の体内での有効性は、これから接種する多くの国民を観察することで
データを取ろうということなのでしょう。

上図は、オミクロン対応型mRNAワクチンの接種により
毒性を中和する中和抗体がどれだけ出来たかを示した図になります。
今、最も流行しているXBB型(右端の青い矢印)を見てみると初期型と比べて
ほとんど抗体が増えないことが分かります。
これは抗原原罪という現象で、
一度抗体ができてしまうと似たタイプの抗体は出来にくいというもので
一度でも「オミクロン以前のコロナに感染した人」&「コロナワクチン接種した人」は
オミクロン以降のワクチンを打ってもオミクロンに有効な抗体ができないことを意味します。
日本人のワクチン接種率は80%を超えるためほとんどの日本人にとって
これ以上コロナワクチンを接種する意味はないように感じます。

そもそも論ですが、
ウィルスをワクチンで何とかしようとする考え自体が破綻していると考えています。
なぜならウィルスは常に変異し続けるからです。
ダーヴィンの進化論の考え方に基づくように、環境に適合できた種のみが生き残り増殖します。
仮に今流行っているウィルスにワクチンが効いたとしても
変異したウィルスの中でワクチンに耐性を持ったウィルスのみが生き残り増殖します。
つまり、半永久的にいたちごっこを続ける結果になります。

新型コロナワクチンの安全性

新型コロナワクチンはハイリスクとお話ししました。
結論からいうと安全性は極めて低いです。

現状のデータを見る限りでは3回目以降のワクチンは
打てば打つほど感染リスクが高くなります。
それだけではなく、免疫力が落ちることも分かっており
他の病気になるリスクも高くなります

一見するとワクチンとは無関係に思える死因が、ワクチンが原因で増えると考えられます。
それを証明するかのようにワクチン接種と超過死亡のグラフに相関性が見られます
グラフを使った解説は後程行います。

ワクチン接種によるリスクを下記に記します。

①mRNAワクチンを接種するリスク

mRNAワクチンとはコロナウィルスのスパイクタンパクの設計図を身体に入れて
細胞内でスパイクタンパクを作り出し、それを免疫機能に攻撃をさせ
獲得免疫を得ることを目的としたものです。
mRNAワクチンには免疫抑制を促す物質が入っている可能性が極めて高いため
接種回数が増える程コロナを含め様々な病気にかかりやすくなります。

免疫抑制を促す物質が入っている可能性が極めて高い理由ですが
mRNAワクチンはその性質上、免疫抑制を促す物質が入っていないと成り立たないからです。

スパイクタンパクの設計図を取り込んだ細胞は異物として免疫細胞の攻撃対象になります。
免疫細胞からの攻撃を受け細胞が死滅してしまうと、
スパイクタンパクをほとんど作り出せずに免疫を獲得できません。
これでは自分の免疫で自分の細胞を攻撃して身体にダメージを与える毒物でしかありません。
免疫抑制を行い、自分の細胞で大量のスパイクタンパクを作り出すための時間を稼がないと
このワクチンは成り立ちません。
これがmRNAワクチンに免疫抑制を促す物質が入っている可能性が極めて高い理由になります。
これを裏付けるかのようにワクチン接種後2週間は実際に免疫力が低下し感染リスクがあがります。

接種後、しばらくするとコロナ用の抗体が出来て対”コロナに対しては”免疫力が上がります。
しかし、基礎免疫力は低下したままであるためコロナ以外への耐性は落ちたままです。
そして時間の経過により対コロナの抗体量が落ちるとコロナに対してすら免疫力が落ちます。
これではワクチンを打たない方がマシです。
2回接種した人の免疫力が元の免疫力付近まで回復するまでに
おおよそ半年~1年程度かかるというデータがあります。

3回目以降の追加接種をした人の経過データは見つからなかったため、
回復までにどの程度かかるのか、また元の免疫力まで回復できるのかすら分かりません。
免疫力が回復しきる前に追加接種でさらに免疫力を下げることを続けた場合
身体にとってどのような弊害があるのでしょうか。
実際にやってみないと分かりませんが、良い未来が待っている様にはとても思えません。

②ワクチン追加接種によるリスク

ワクチンを3回以上接種することで大きな免疫力低下を引き起こすリスクがあります。

上図は、mRNAワクチン接種による各抗体の推移を測定したグラフです。
IgG1がコロナウィルスに対するメイン戦力の抗体です。
抗体量も高い水準をキープしており
IgG1の抗体量に関しては良好な結果が出ています。

しかし、IgG1の数十倍もの戦力である抗体のIgG3が
2回目接種後数か月後にはゼロに近い水準まで抗体量が減少しており
3回目接種後に少し抗体量が増えるものの増え幅は小さく
2回目接種後と同様の減少傾向が見られることが分かります。
IgG3の抗体量は未接種の状態に近くなっており有効性は低いです。

IgG4に関しては2回目接種後数か月後から発現しはじめ、
3回目からは個人差は大きいものの平均して高い水準の抗体量をキープしています。
IgG4抗体は病原体に引っ付いた抗体に付着することで
免疫細胞による病原体への攻撃を阻害する抗体です。
本来の役割は過剰免疫(アレルギー反応)の抑制ですが
増えすぎると病原体への攻撃が出来なくなります。

上図を見るとIgG4にどの様な弊害があるかがイメージできると思います。
左図は”病原に付着した抗体”に”免疫細胞”が付着することで正常に攻撃を仕掛けられる状態です。
右図は”IgG4抗体が抗体に付着”し”免疫細胞が付着出来ない”様にすることで
病原体を攻撃出来ない状態です。

免疫細胞が病原体及び感染した細胞を攻撃すると炎症が起こり発熱します。
これが激しくなると発熱しその熱で細胞もダメージを受けるので
身体が怠くなったり痛くなったりといった風邪の症状が現れます。
免疫細胞や抗体を作り出すにもエネルギーがいるため、当たり前ですが体力を消費して疲れます。
行き過ぎるといずれ死んでしまうため、IgG4抗体が他の抗体に付着することで
免疫細胞の攻撃を阻害し免疫機能の抑制を図ります。

しかし、当然IgG4抗体が増えすぎると免疫細胞が病原体を攻撃しなくなるため
炎症が起こらず発熱もしません。発熱しないため病原体に身体が侵略されていることに
自分で気づくことが出来ません

最悪の場合、発症せずに身体が病原体に侵され自覚無しに突然死を迎えることも考えられます。
そして、IgG4抗体は他の抗体や免疫細胞など区別なく付着するため
がん等の他の病気に対しての免疫抑制効果も発揮してしまう危険があります
その場合、様々な病原体は免疫細胞の攻撃をすり抜け増殖を続けることになるかもしれません。

そして、これらの懸念していることが認知されないまま既に起こっている可能性があります。

上図を見るとワクチンの各接種開始時期と超過死亡者数との相関関係が見て取れます。
そしてコロナ死よりもその他死亡の方がより超過死亡の原因となっていることが分かります。
コロナ死者数とワクチン接種との相関関係も見て取れます。

今のところ相関関係があるだけなので必ずしも原因とは言いきれませんが、
ワクチン接種と追加接種のそれぞれのリスクから考えると
既に懸念されていることが起こっている可能性は十分にあります。
そして、このまま追加接種を続けることで状況がさらに悪化することは容易に想像出来ます。

例外に惑わされると判断力を失う

コロナに限った話ではないですが、人には個人差があり統計外の人も少なからず存在します。

上図は、ワクチン接種によるIgG4抗体の抗体量の推移を表したグラフです。
2回目接種直後まではゼロ水準ですが、3回目以降は非常に高い水準へと移行しています。
IgG4が増えることによる身体への危険性は前述した通りですが、
見ての通り抗体量には大きなバラつきがあります。
下限ではゼロベースの人も一定数います。
この辺りに属する人はワクチン追加接種によるIgG4増加に対する弊害はありません。
逆に上限に近いほど死に至る可能性が高くなります。。
何にしても言える事ですが、統計分布のバラつきが大きいほど
どちら方向の例外にも発生します。
何も異常が無ければ運が良かったと思うしかありません。

身近な人や自分自身がワクチン接種で特に何も被害がなければ
現時点では運良くゼロベースに近かったのかもしれません。

いずれにしても超過死亡者数増加の原因の一旦がmRNAワクチンにあるかどうかは、
死因だけでなくワクチンの接種歴も一緒に統計と取らないと実際の所は分かりません。

私はかなりの確率でmRNAワクチンが超過死亡を引き起こす程の害悪ではないかと疑っています。
これが確信に変わるのか疑いが晴れるのかは分かりませんが
とっととワクチン接種歴も一緒に統計を取ってもらいたいものです。

参考文献

2023年7月13日に参議院議員会館で行われた
「理論とデータから読み解く、新型コロナワクチンの有効性と安全性」勉強
を引用しています。
【講師】
東京理科大学 村上康文 名誉教授
「mRNA ワクチンのメカニズムについて分かってきたこと」
名古屋大学 小島勢二 名誉教授
「最新の統計から接種と超過死亡の因果関係を考える」
臨床薬学博士 堀内有加里
「健康被害救済の最新状況と法案への期待について」

February 16, 2023、N Engl J Med 2023; 388:662-664、DOI: 10.1056/NEJMc2214314
<緊急座談会第二弾!>オミクロン型対応ワクチンをすすめない理由(ニコニコ動画)
新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見(大阪大学蛋白質研究所)
一般社団法人日本血液製剤協会HP
 →免疫について免疫グロブリンについて
Science Immunology 論文
Vaccines 2023, 11, 991 論文

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