なぜ神話教育が必要なのか

日本が日本であるために

あけましておめでとうございます。
2023年最初の記事です。
まだまだ勉強中でわからないことだらけですが
アウトプットすることでどんどん成長していきます。
今年もよろしくお願いします。

なぜ神話教育が必要なのか

なぜ神話教育が必要なのか?

なぜなら、
神話教育を学ぶということ価値観・倫理観を学ぶこと
だからです。

価値観・倫理観は物事の判断基準になる超重要なものです。
日本では戦前まで約1200年もの間、日本書紀が歴史の教科書として使われ
神話教育により価値観・倫理観を育んできました。
日本の文化・伝統はその価値観・倫理観によって創られてきました。
つまり日本の文化・伝統は日本神話から出来ているといえます。

日本神話を学ばずに日本の文化・伝統を理解することは出来ません。
自国の文化・伝統を理解するためには自国の神話や民話を学ぶ必要があります。
それは他国の文化・伝統を理解する上でも同じです。

その国の神話を学ぶこととはその国の人達の価値観・倫理観を学ぶこと

その国の人の考え方の根幹、文化、伝統を理解しなければ
自分の価値観・倫理観で人の行動理由を解釈してしまいます。
それは頻繁に誤解を生み争いに発展します。

その国の価値観・倫理観、文化・伝統を知っていれば
分かりあうことは出来なくとも
避けられた争いはあるはずです。

自国や他国の価値観・倫理観を理解することは
無駄な争いを避け調和をもたらすためには必要なことです。

だから、神話教育が必要なのです。

日本人の愛は深かった

戦前の日本人は神話教育により育ちました。
そこで培った価値観・倫理観はすばらしく
それにより出来た文化や伝統も素晴らしかったわけです。

日本は調和を大切に考える文化があります。
自分本位ではなく全体のバランスを重視することを善とします。

国のため、他人(ひと)のため、仲間のため、家族のため、子供たちのため
そのために、働いてきました。奉仕してきました。命をかけてきました。
そうやって社会全体を押し上げ
皆で協力し合いながら生きてきたわけです。

それ故に日本人は愛が深く強かったわけです。
それ故に強い愛国心を持っていたわけです。
日本の国旗が日の丸であることにもつながります。

歴史を学ぶ意味

歴史を学ぶことは〇〇年に何が起こったかを覚える事ではありません。
過去の出来事、失敗や成功の経験からの教訓を学ぶことです。

その土地、環境で起きた様々な試練を乗り越え生き残ってきました。
その継続して生き続けるための価値観や知恵を
後世に伝えるために語り継がれてきたものが神話です。

つまり歴史を学ぶとは神話を学ぶことがベースとも言えます。

日本の歴史の特徴はとにかく長いことにあります。
現存する国の中で圧倒的に長い歴史を持ちます。
歴史が長いということはそれだけ長く滅びずに残っているということです。

ダーウィンの進化論の観点からも
今後も滅びずに存続していくためには
歴史を学び、教訓とすることが重要といえます。

日本神話を学ぶと世界各地の神話や民話との共通部が見えてきます。
そして、そのあと縄文時代を調べていくと
現在社会で取り戻すべき古来日本人の価値観・倫理観がみえてきます。

これは決して縄文時代の生活に戻った方が良いとか
〇〇時代に戻った方が良いという類の話ではありません。

現在の色々異常に見える社会を正常にするための
1つの答えともいえる価値観・倫理観がそこにあります。

その価値観・倫理観は日本神話を学ぶというベースがあるからこそ
腑に落ちるといえます。

未来のために過去の教訓である歴史を知る。日本神話を知る。
日本の未来を背負う子供たち、
そしてその子供たちを導くための大人たち、
どちらも日本神話をベースとして歴史を学ぶことが
日本を国民の文化的な生活を守っていくために必要であると考えます。

神話教育を禁止された日本

日本は第二次世界大戦後GHQにより神話教育を禁止されました。
以降、現在に至るまで日本の教育現場に神話は登場していません。

つまり、戦後の日本人は日本人としての価値観を育むことを禁止されたわけです。

GHQとは第二次世界大戦後の1945年(昭和20年)ポツダム宣言時、
敗戦国である日本を占領統治するために
アメリカを中心とした連合国で作られた組織(最高司令官:マッカーサー)です。
敗戦国を占領統治するためには自分達の価値観をもって上書き教育をするということは
ある意味戦勝国としては当然の事ではあります。

神話教育を禁止した理由は恐らく
今までの価値観を否定し、代わりに自分達の価値観を教育するためと思われますが
別の理由として、恐らく日本国民の牙を抜き腑抜けにするためでもあります。

戦前の日本人の平均身長は男で165cm以下で、
欧米,欧州と比べると10cm以上も小柄でした。
これだけの体格差は格闘技の世界を見ても分かりますが致命的な差です。
にも拘わらず日本兵は兎に角強かったわけです。
身体能力では欧米人と比べて明らかに劣っているにも関わらずです。

実際、アメリカは圧倒的な軍事力を誇る侵略戦であるにもかかわらず
日本兵を抑え込むためにその何倍もの戦力を費やしています。
想定以上の資源を消費することになりました。

これ以上の被害拡大を防ぐために
非人道的といわれる核爆弾を日本本土に2回も使用してまでも
早期終戦を図ったわけです。
アメリカ軍の誤算は日本兵の異常なまでの「国を守る心・家族を守る心」だったわけです。

GHQは日本人の愛国心を統治のために脅威と考え
その根源である日本神話を用いた神話教育を禁止したわけです。

戦後の日本

日本は敗戦後の1945年にポツダム宣言によりGHQに占領統治され、
サンフランシスコ講和条約が調印・発効され、1952年にGHQが解散し
日本国は主権を回復しました。

GHQによる約6年間の占領統治中の決め事から解放されて
独立国として独自に決め事が出来る様になりました。

日本がこの時期に独立できたのは朝鮮戦争中だったことが理由です。
アメリカが日本を早く独立させて独立国として西側陣営に組み入れたいという思惑があり
日本でのアメリカ軍駐留を条件に早期独立に努めました。

しかし、日本は再軍備の負担を避けて経済復興を優先するため
GHQが作った憲法9条の戦争放棄・戦力不保持を口実に朝鮮戦争への参加を拒否しました。
これにより日本は凄まじい程の経済成長を果たし世界第2位の経済大国にまでなりました。

憲法9条のおかげで経済的に大きく成長できた反面、
自国のことは自国で決めるという創造のタイミングを逃してしまいました。

GHQが作った政策をそのまま引き継ぎ長い期間維持することで
経済的に豊かになったという利点の代償に支払った対価は
日本独自の教育・価値観・倫理観の失墜です。

簡単にいうと個性否定・モラル低下・治安悪化です。

バブル崩壊まではもともと日本人に備わっていた価値観と憲法9条のおかげで
大きく経済的に成長出来ましたが
神話教育を失った日本国民は徐々に元々の価値観・倫理観が失われて
バブル崩壊後から低迷期に突入して30年たった今でも現在進行形となっています。

今後の日本

現在の日本をみて分かるように
日本政府は日本国民のための政治や政策をやっていないように見えます。

少なくとも日本人としての歴史感・価値観・倫理観を兼ね備えた政治家は
ほとんどいません。

政策を見ても本質を理解せず
過去の成功例を馬鹿の一つ覚えの様にただ繰り返すだけの様に見えます。

利権第一主義で利権を必死に貫く様から
陰謀論者の大量発生を促した罪は大きいです。

日本の政治家は利権のための政治ではなく
日本国のため、日本国民のための政治をするべきです。
そのためには、
歴史観・価値観・倫理観を兼ね備えた政治家による政治が必要です。

そのためにもその根源となる日本神話を学ぶことは
日本の政治家・議員・国民として必須事項である必要があります。

強い日本を取り戻すためには
神話教育を復活させ、日の丸を背負う意味を知り、愛国心を取り戻すことが必要です。

現在の政権与党である自民党と公明党が
それをやってくれれば問題は解決なのですが、
まあ少なくとも30年は無理でしょう。。。

現政党の中でそれをやろうとしているのは
参政党だけのように見えます。
参政党はまだまだ出来たばかりの弱小政党です。
問題点も多々あるのは必然でしょう。

しかし、参政党がやろうとしていることが一番
神話教育を復活させ、日の丸を背負う意味を知り、愛国心を取り戻す
に近いと思います。

参政党でなくても構いません。
どこかそういった強い意志を持った人たちが集まって
本気で強い日本を取り戻そうという連鎖が広まることで
日本の新たな成長が始まるのではないでしょうか。

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