庶民のための食と健康

食と健康

健康は宝。
健康が一番とはよく聞く言葉です。
しかし、一般庶民の多くは専門家ではなく基礎知識もほとんどありません。
そんな庶民が無知なまま間違った努力をしても逆効果になることもあります。

この記事では一般庶民でも
本質(抑えるべきポイント)を自覚して
自力で健康な身体作りが出来るをテーマに書いていきます。

健康な身体とは

そもそも健康な身体とは何なのか?

私はこう思います。

・免疫力を高めること
・免疫力が高い状態をキープすること


免疫力が高ければ病気になりにくく健康な状態でいられます。
仮に病気になっても重症化しにくいです。
治りも早いです。
まさに万病の予防になるわけです。

つまり健康な身体作りとは免疫力を高める活動をするということです。

専門家の言うことを聞いても健康になれない理由

専門家の言うことをただ聞いて実践するだけでは健康になれない理由とは何でしょうか?

結論からいうと「木を見て森を見ていない」からです。
本質(抑えるべきポイント)を無視して+αにのみにフォーカスしているからです。

専門家が「この食べ物は体に良い」と言って
それを鵜呑みにして食べるがなかなか健康になれない
という話はよく耳にします。

「健康のためにサプリをとっています」
「この食べ物に含まれる〇〇という成分は△△に効く」

という話もよく耳にします。

「〇〇大学の××名誉教授が発見した△△」
「〇〇学会で効果が実証された」

こういう情報を得て取り入れた結果
プラシーボ効果以上のものを手に入れられなかったなんて方は多いでしょう。

そもそもこれらの情報は
巧みな話術を用いたマーケティング戦略です。
科学的根拠が乏しくても権威ある専門家が言えばあたかも本物の様に錯覚してしまいます。
まるで最新の特別な情報を知る事が出来たと信じて疑いません。

本質を無視して+αのみに注力した結果
何も改善せずお金と時間を失い新たな+αに飛びつくという
ラットレースに参加することになります。

自分の体の正体を自覚せよ

私たちの体は約60兆個もの細胞でできています。
みたいなことはよく聞く話だと思います。
しかしそれだけではありません。
100兆匹を超える微生物もまた私たちの体の中に住んでいます。

これらの微生物は私たちの体の中で生きていくために
環境に適合し共生する大事なパートナーです。
彼等の生存活動は間接的に私たちの健康維持や生命活動を支えています。
免疫力を考える上で超が付くほど重要な腸内環境も微生物たちに支えられています
つまり私たちの体は生命の集合体であるということです。

感染対策のために手をアルコール消毒して
身体を守ってくれている大切なパートナーを殺すみたいなことをすると
どういう弊害があるのでしょうか?
そういうこともよく考えた方が良いのではないでしょうか。

筋肉はすべてを解決する

筋肉をつけると体温が上がり免疫力が上がり病気になりにくくなり
健康な身体を作ることができます。

筋肉をつけると・・・

毛細血管が体中の隅々まで張り巡らされ血が全身に供給されるようになります。
その結果、温かい血が全身を巡り先端まで温まり冷えにくくなります。
結果体の表面の温度が上がり寒さに強くなります。
身体の隅々の細胞まで栄養が行き渡り細胞も元気になります。

他にも
ふくらはぎの筋肉第二の心臓といわれるくらい大事な部分です。
血液は心臓から発射されて全身へ運ばれますが
ふくらはぎの筋肉は下まで降りてきた血液を重力に逆らって
身体の上へ送り返すためのポンプの役割を果たしています。
まさに第二の心臓です。
ふくらはぎの筋肉が衰えると血液の循環の妨げとなり
結果として怠さや体調不良の原因になりかねません。

筋肉と骨密度には相関関係があります。
簡単に言うと筋肉を鍛えると骨も強くなります。
結果的に転倒しても骨折等の重大事故の予防になります。

三星と付き合いがある”とある会社の社長”が
65歳頃から筋トレ継続しており開始3年目くらいで体調の変化を実感したそうです。
それまでは冬は全身がすっぽり包まる分厚い毛布でないと寒くて眠れない状態でしたが
秋用布団でも体が温まって眠れるようになったとのことです。
また75歳の時に登山中に岩場で転倒したが、
少しアザができただけで骨折も筋肉断裂等の大けがにはならなかったみたいです。
80歳手前の今でも仕事は現役バリバリで株などの投資もやっています。
姿勢もとてもきれい不摂生な20代半ばの若者よりもよっぽど健康に見えます。

私が今まで得た知識と経験から創り出した自分なりの理論を体現したような方です。

まさに筋肉はすべてを解決するといっても過言ではないでしょう。

いや本当に・・
年齢関係なしにみんな筋トレした方が良いですよ。
みんながしっかり知識をつけて筋トレに励むことで
日本人の身体能力強化と健康寿命の強化
結果的に医療費の削減になりますよ・・・絶対に!

身体にあった食事の考え方

結論からいうと
日本人は日本国内で生産された地元の食料を食生活のベースとするべき
ということです。
簡単にいうとパンより米を主食にってことですね。

輸入品に頼ることがダメというわけではありませんが
ベースは国産であるべきということです。
なぜなら私たちの身体は国産の食料に一番適しているからです。

(経済的理由でどうこうという話はまた別の問題で解決すべきことです)

自分の体の正体を自覚せよ」でも書きましたが
私たちの体は自分の細胞だけでなく100兆匹以上の微生物で構成されています。
そのすべてが自立して生存活動をしています。
そのうえで身体の健康は維持されているわけです。

この微生物たちは私たちが生まれてから今まで
体が経験したすべての事柄で外から入ってきて
ダーウィンの進化論の観点から生き残って定着してきた精鋭たちです。
これが私たちの身体に対応して共存してきたパートナーです。。

日本人には日本人の
アメリカ人にはアメリカ人の
欧州人には欧州人の
食文化によりつくられてきた身体の環境があります。

日本人は日本の食文化で生活してきたため
日本食を消化分解して栄養を摂取しやすい身体になっています。
身体に飼っている微生物も消化分解に関わっています。
日本人は米の消化には適しているが
小麦の消化にはあまり適していません。
それは日本では大半が昔から米文化だったからです。

日本は食料自給率が
カロリーベースで38%しかありません。
生産額ベースでも66%しかありません。
食料自給率の求め方の是非はありますが、
いずれにしてもとても低い数値です。

日本は国として生命線でもある一次産業を政策によって衰退させてきました。
二次産業、三次産業にリソースを割くためにはある程度の衰退は許容すべきですが
存続危機レベルの衰退に感じてしまいます。

一次産業の衰退のデメリットは
①有事の際、食料が外国から入ってこなくなる危険性がある。
②経済低迷による資金不足から、食料を外国から買えなくなる危険性がある。
③不作による世界的食料不足により、食料を外国から買えなくなる危険性がある。
④日本人の身体に適した食料が手に入らなくなる危険性がある。


①②③は割と頭に浮かびやすいと思います。
特に平時であっても②は割と現実的な問題です。
そして①②③だけではない問題が④です。
④を問題と認識できる方はそう多くないでしょう。
なぜなら適した食料でなくても生きていくことはできるからです。

④を軽視できない理由は
身体に適していない食料ばかり取っていると
健康を害するリスクが高くなる可能性があるからです。
消化が悪い食べ物を中心の食生活をしていると
内臓に負担がかかります。それが原因で癌になるかもしれません。

参政党5レンジャー”よしりん”こと吉野敏明さんがYoutubeなどで
「小麦をやめろ」的なことを発言しているのは
こういうところがベースになっているのではないでしょうか。

参考文金:
ミレニアム(千葉県医師会)
デサントスポーツ科学Vol.14

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