参政党の正体とは

三星語り

参政党を支持するしないに関わらず議論したり語ったりする上で正しく理解しないと
どんどんズレた所でお祭り騒ぎをするだけになってしまいます。
というわけで今回は「参政党の正体」について調べてみました。

参政党はDIY政党

参政党とはDIY政党です。
つまり、自分達でゼロからつくる政党です。

創設者はいますが、実際に参政党を作り上げていくのは党員です。
党員が参政党の理念をしっかり理解した上で
日本の未来,日本の子供たちの未来のために日本を良くしたい
そういう思いで政治に参加するためのプラットフォームです。

参政党は性質上どうしても政治素人が大半になります。
勉強不足で経験不足。
知らずに間違いを犯すことも多々あるでしょう。
色々問題が出てくることは必然です。

だから死ぬほど勉強が必要です。
経験が必要です。
間違いを犯した際は意固地になったり萎縮したりするのではなく
それを教訓として党も党員も成長していかなければなりません。

すべては日本を良くするため、日本国民の未来を良くするためです。
ただの理想論を現実のものへ変えていくためです。

参政党は投票したい党がないから、自分たちでゼロからつくる党です。
参政党は誰かがやってくれる党ではありません。
参政党は同じ志を持った仲間と変革を起こしていくための党です。

参政党は自分の思想行動を正当化する場所ではない

よく勘違いする方がいますが、
参政党は自分の思想を主張したり
自分のやりたいことをやってもOKな党ではありません。

それがやりたければNHK党に入った方がよいでしょう。
NHK党は良くも悪くも自分を貫けます。
最も良い例が「つばさの党」の黒川敦彦代表です。
彼の振る舞いを観測することでNHK党がどれだけ自由を許されるかが分かります。

参政党は日本を良くするために政治活動をするための党です。
発言や行動の自由も趣旨に沿った範囲での話です。
建設的な討論」を行う上で、「何かに忖度する必要が無い」という意味での自由です。

建設的な議論を行う上で必要になってくることは基礎知識です。
決して自分の感情や思想をぶつける事ではありません

参政党で討論を行う上で必要なものは
正しい歴史認識と各議題に関しての基礎知識です。

正しい歴史認識とは学校教育で習うモノではなく
神話教育や縄文文化や国の成り立ちなど古来より我々の先祖が守ってきた何か
それらをしっかり学ぶ事でようやく土台ができます。
歴史とは教訓です。
守るべきは守り、変えるべきは変える。
歴史観が乏しい状態での討論では問題を悪化させるだけです。

各議題の基礎知識が乏しい状態での討論では泥沼化するだけです。
基礎知識が乏しければデータを正しく分析出来ません。
嘘情報や思想が混じった情報を信じてしまいます。
情報の真偽を好きか嫌いかで判断してしまいます。
必要なことは
「分かっている事とその根拠」、「分かっていない事とその根拠」
これらと基礎知識を合わせて仮説を立て討論すること。

参政党での発言行動の自由とはこれらのことが前提であるべきではないでしょうか。
それを無視した「我の貫き」は百害あって一利なし。
参政党の理念とも合わないので参政党を去ってもらった方がお互いにとって良いでしょう。
私はそう思います。

参政党の活動内容

参政党はどんな活動をやっているのか。

2022年夏の参院選にて参政党副代表の神谷氏が比例当選を果たし
参政党の得票数も2%を上回り国政政党になりました。
国会議員としは1議席であるため直接何かを変えることは出来ません。
しかし1議席でも出来ることはあります。
神谷氏は国会にて質問主意書を大量に出しています。

参政党HP内に国会活動報告が記載されています。

参政党
投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる。

国会活動以外では
2022年12月現在では地方統一選とその候補者募集を同時進行し
街頭演説、タウンミーティングを通じて
次の衆議院選で戦える土台作りを行っています。

党員が本気で勉強する場として有料ではありますが「参政党DIYスクール」を開講しています。
参政党として議員を目指したり、積極的に活動をしていきたい方には受講必須とのことです。
参政党DIYスクールでは講師てして各業界の一流人が登壇して
その道のプロとして培ってきた知識やノウハウの伝授、
メディアや学校等では伝えられない「生きた情報」を聞くことが出来ます。
複数の知識人がそれぞれの視点や世界観で話すため
それらを吸収して独自の解釈を生み出すことで
最大限に成長することが期待できます。
聞いた情報を鵜呑みにするだけの人には向かないかもしれませんね。
私が強く興味をもつ歴史関連や免疫学関連も当然の様にありますね。
私も実際受けてみたい気持ちはありますが
そもそも党員ではないということを差し置いても
シフト制の仕事をしている身では時間の確保が出来そうにないのが残念です(涙


学びでいうとスクールよりもハードルが低いもので
党員向けにメールで「 毎日、10分ほどの各界の専門家からのコラムや音声の提供」
というものがありますね。
政治、歴史、教育、経済、国際関係、資産形成、健康情報など日常生活や政治判断に役立つ情報
気軽に学びたい人むけにはちょうど良いのではないでしょうか。

あとは各支部単位にはなりますが
お茶会や定例会、勉強会等もあるそうです。

すべての活動は手段であって目的ではありません。
活動することが目的になっては本末転倒です。
すべての活動にはしっかり目的をもって参加するべきです。

参政党良くも悪くも党員次第

参政党はDIY政党です。
自分たちで作り上げていくため党員ひとりひとりの個人力がそのまま組織力になります。

ナポレオンの名言に「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」があります。

参政党は新しい党で勢いもあります。
それ故に様々な誹謗中傷や妨害工作の標的にもなります。
しかし参政党を潰すのはそういった誹謗中傷や妨害工作に人生をかけている人達ではなく
参政党の党員自身です。

党員ひとりひとりの個人力がそのまま組織力になると言いましたが
しっかりと勉強して知識をつけ自分の意思を強固にすることで
本質を見失わず
つまらない挑発や工作活動に惑わされなくなります。

逆に勉強不足による知識不足を放置していると
そういったことに不安を覚え妨害工作に抗えなくなります。
本質を見失い逃避してしまいます。

参政党の外から誹謗中傷したり妨害活動をしてくる人たちはまだ分かり易いです。

本当に怖いのは外から攻撃してくる人たちではなく
内から浸食してくる人たちです。

耳障りの良いことを言って近づき自分の商売へ誘導しようとする人
党員に交ざっていることは必然と思っておいた方が良いでしょう。

承認欲求を満たす場として参政党に入り知識を振りかざして大きな顔をする人
党員に交ざっていることは必然と思っておいた方が良いでしょう。

参政党員として党の信用を落としにかかる活動をする人
党員に交ざっていることは必然と思っておいた方が良いでしょう。

勉強もせずに誰かの言ったことを鵜呑みにして軸がブレブレな人
党員に交ざっていることは必然と思っておいた方が良いでしょう。

これらの人はすべて「無能な味方」です。
無能な味方」にさんざん振舞わされてブレる人も「無能な味方」になってしまいます。

軸がブレるタイプの「無能な味方」を自覚出来た党員はしっかり勉強して個人力を上げることで
参政党にとっての癌から免疫細胞へと変身を果たすことが出来ます。
一番の土台にくることは歴史観でしょう。
ただ勉強するだけでは意味がありません。
我々の先祖が守ってきた何かを意識して勉強することに意味があります。

参政党員になる価値

参政党員になる価値とは

①参政党の醍醐味でもある政治に参加できること

よく勘違いする方がいますが
参政党の党員になるだけで自分の意見が通るわけではありません。
そんなことをやり始めたらカオスです。組織崩壊です。

政治に参加する最低条件として参政党の理念を理解する必要があります。
そのためには歴史観を有し先人たちが守ってきた何かを理解する必要があります。
つまり土台作りの勉強が必要ということです。

そしてこの勉強は一度やったら終わりではなく
ずっと続けていかなければなりません。
なぜなら、情報をアップデートして状況に応じて修正していかなければならないからです。

そのうえで情報やデータ、リアルの声を踏まえて
建設的に討論して決めていく必要があります。

これが政治に参加するということです。

②一流の専門家や知識人からの情報提供が受けられること

学校やメディアからでは入手できない専門家の情報が得られることは大きなメリットです。
ただし、それらの情報は基本的に情報発信者の視点や世界観に基づいて発信されます。
つまり解釈がはいっているということです。

情報を吸収して自分のものにするうえで大事なことは
事実の根拠と解釈を切り分けることです。
話を鵜呑みにする人の特徴としてはこの切り分けをせずに
解釈も事実として受け取る傾向にあることです。

解釈とは事実をもとに経験や思想、世界観から創り出された仮説です。

情報から事実と解釈を切り分け
こういう解釈の仕方もあると受け入れることに価値があり
そのうえで自分はどういう解釈に至るのかが重要です。

③同じ志の仲間と交流できること

同じ志の仲間がいることを認識できることは励みになります。
志を高めて互いに個人力を上げながら情報交換や意見交換が出来れば
これほど有意義な場所はないでしょう。

交流で大切なことは貰ってばかりでは成長できないということです。
貰った以上に与えるために勉強し個人力を上げること。
これが出来て初めて有意義な関係になります。
見返りを求めず与えられるくらい個人力を上げたいところですね。

参政党議員に求められるもの

詳しいところは「参政党DIYスクール」を受講したり「面接」等で聞くことになるのでしょう。
しかし参政党の理念やYOUTUBの発信から大まかに読み取ることは出来ます。

参政党議員に求められる人物像は主に3つあります。

①哲学を持っている事
金や票に流されてはいけません。
国家観、世界観、歴史観をしっかりもって
政治家として何をするのかを自分の信念でもっていること。

信念が無い政治家は誰かの利権確保以外に何も生み出せません。

②国民に学びを提供できるくらい知識を持つ事
様々なことを決めたり活動する上で人に説明できるくらいの知識は必須です。
それが出来ない人が一体何を根拠に物事を考え決定していくのでしょうか。

国民に学びを提供するための勉強会の開催や講師を務められるくらいの知識が求められます。
そのためには日々勉強し、足らないものを足していき、常にアップデートしていく必要があります。

参政党は皆で学ぶ政党であるため党員を引っ張っていける様
日々向上心をもってお手本になれる人材になることを期待されています。

③経営ができる政治家
議員に当選することで議員としての給料は入るが
それを生活のあてにすることで金や票に流される危険性があります。
生活のために選挙で当選するための活動をしていては本末転倒です。

そうならないためにも
議員報酬に頼らない生活基盤が必要です。
議員は兼業が認められているため議員報酬に頼らない経済力をもつことが求められます。

当然ですが政治家の地位を利用して自分のビジネスをすることは論外です。

参政党に向かない人

・参政党の理念に共感出来ない人
そもそも理念に共感出来ない人や理念を理解しようとしない人は論外です。
参政党の理念を理解しようとするとどうしても歴史を勉強することになります。
字面だけでは誤った認識になる危険性が高い印象はあります。

・他力本願な人

参政党は自分たちでゼロからつくる党です。
選挙で期待を込めての1票なら良いですが
党員として活動するにはそもそも向きません。

・歴史観を馬鹿にする人

参政党の理念を正しく認識するためには正しい歴史感が必要です。
縄文文化や神話教育が根底にあるため
それらを馬鹿にして学ぶ意欲がなければ字面でしか判断できません。
字面の印象は100人いたら100通りあります。
歴史観を馬鹿にするということは正しく理念を認識する意思がないのと同じです。

・我を貫きたい人

参政党は自分本位ではなく皆のための活動です。
どちらかというと自己犠牲に近い部分があります。
信念を持つことは必要ですが協調性を欠いては意味がありません。

・金で物事を解決したい人

参政党は寄付を受けて受けています。
それゆえに高額に寄付をすることで発言力が増すと勘違いする人もいるそうです。
寄付をするかどうかと発言力は関係がないと神谷氏も発言しています。
それは額面通りの意味です。

・向上心が無い人

参政党は皆で学ぶ党です。
正しい情報を知りたいという人が集まっています。
政治に参加する上で基礎知識は必須です。
ほとんどの人は基礎知識がありません。
ゆえに勉強して知識をつけアップデートし続けなければなりません。
それが出来ない人は参政党には向かないでしょう。

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